健康腺談義

70107
健康腺療法についていろいろ話し合いましょう!
名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
文字色
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

第四期生、第四回健康腺療法講習会の報告 - 世話人

2012/04/25 (Wed) 06:31:18

 このところ報告を怠っておりましたが、健康腺療法の講習会はつつがなく回を積み重ねておりました。その内容も、昨年とは全く質の異なる内容に発展させています。昨年は新・健康腺療法の完成をみましたが、今年は健康腺療法の修得のプロセスがより洗練させられた形で完成しそうです。その様子を何人かの受講生の感想文から紹介しましょう。

       *            *

先日はご指導頂きまして有難うございました。感じたこと等、書いていきたいと思います。


1、御講義
 先生の患者さんとの壮絶な治療のプロセスに息が詰まる感じを覚えました。そのような中からも生命体の進化の歴史を踏まえ、その結果としての、人間は四足構造と直立二本足構造であり、その一般論からその患者さんとの苦闘?を通して天の根(土台)は、歯だけでなく小脳を囲む部位も土台の天の根であるという発見があり…、との流れをお聞きして苦闘のなかからも収穫を手にされている様子が伝わってきました。

2、健康腺療法の実技
 第一、第二、第三健康腺の部位と押圧の仕方を教えていただきました。一月の初回の講習会でも、先生による御講義があり、一期生の方達から施術を受けていましたので、「人間は珠でごわす」ということが以前より、すんなりと入ってきたように感じました。確かに、街で見かける散歩中の犬、特に大型犬が分かりやすいのですが、腹部をブラブラさせながら歩いており、あれだと内臓の血の巡りもさぞかし良いのだろうな、と思いました。

3、身体づくり
 空手の四股立ち、不動立ち、騎馬立ちをしっかりとり力強く立つということが繰り返されました。実をいうとかなりへばりましたが、膝の張りを意識することが次第に強烈にできるようになっていったと思います。
 私の右膝は水がたまっていますが、それでも一月の頃に比べると少しずつ力をこめられるようになってきているようです。先生の治療を受けさせていただいていること、健康腺を朝晩押していること、できる範囲で膝に力を込めることを一日のなかで小出しにおこなっていること、脱力して膝をブラブラうごかすこと、等のおかげではないかと思います。また、あれだけの土台をしっかりさせて立つことを繰り返したことで、ペットボトルや自分の指先等上体技にも意識がしっかりといくようになっていったと思います。そしてこれは、我々が、身体を動かしている只中、先生より土台の意識、力強さ、形を崩さないことを繰り返し、言葉でお伝えいただいたことで膝を張るという像、力強さという像、形を崩さないという像が描けるようになっていったから、ということもあるからではないか、と思います。

 今後の自分の実践として、硬い自分の特に上半身の硬さはひどいもので、先生よりご指摘頂いた通りであると思いす。柔軟性のある身体に変えていくことで、脳細胞も柔軟性のあるものへ変革していきます。

 ありがとうございました。また、来月もよろしくお願いいたします。

         *             *

 今回は馴染のある新橋センターで、最初で最後?の地下ホールでの講習だったことも重なり印象深いモノになりました(笑)

 稀有な患者さんの症例と先生との激烈な格闘談から天の根の部位が小脳を包含するという論は新鮮なものがありました。

 さらにここにバランスを司ると言う、生物体の生理構造がもつ事実と土台・軸構造たる経絡体の直接的・媒介的統一の話が絡んで説かれた事により単なる復習ではなく、発展性を持ったものとして再認識した次第です。

 また、3期生が4期生全員に短時間のうちに健康腺を施させた意図は、3期生にとっては施術というよりも、個々人の身体的特徴を速やかに感じ取り、その特徴の背景にある原因と思われる要因について、それぞれの生活過程から導きだせるようになる為に比較検討して問いかけをする練習だったのかな?とも思いました。もちろん4期生にとっては健康腺のとり方の流れ・型を把握する意味だったと思いますが・・・。

 後半の講習では先生に施術するという精神的プレッシャーもあり、弟子たる我々はかなり緊張してしまい、いつも通りが中々上手く行かないものだと言うのが新たな発見でしたが(汗)指摘部分があれば一つひとつを具体的かつ丁寧に教えて
頂けたことは非常にありがたいものがあります。

 こう言った指導を頂けると、当初プロを目指すなどの意図など全くなかったもので有りますが、制服の件等も含めて、「更に腕を磨きたいな」と言う「意欲」が自然に高まってきて、可能性や夢が広がって来るのを感じました。

      *                 *

 先日は講習会でご指導頂きましてありがとうございました。来月もよろしくお願いします。

1 全般
 今回、二本足の軸構造の天の極である奥歯の先に姿勢を制御する小脳があることを教わりました。行進訓練が、小脳の働きである姿勢を制御させる機能を整えるものでもあったのかと気が付きました。また、両生類の運動、哺乳類の運動、行進訓練が、その動物体と生活体の対立物の統一という一貫性を持った訓練であり、それに付随してペットボトルの運動は直立したために固定された内臓を運動させるものということで、講義と運動がつながっていることがわかり、より一層講習会の内容について理解を深めることができました。

2 健康腺実習
 3名の班長に健康腺をとっていただきました。班長方が手際よく急所を押さえられ、浸透する圧の加え方、素早い引きについて実践されているところを体感し、自分が実習する上で目標となる像を明確にできました。

 実習では、相変わらず押す位置を探すことにのみ意識が向いて、ねじ込むように押すこと、片手で体をおさえることなどが疎かになってしまい、その都度、班長さんから懇切丁寧にご指導をいただきました。ありがとうございます。もとより人の動作を見て真似することが得意ではないので、次回の講習会では正確に動作がとれるよう、両手の動きと姿勢について特に気をつけたいと思います。
 
3 運動
 ペットボトルを使った引きの練習で、慣れた人がやると、腕を引いた直後に水がブシュッという小気味の良い音を立てますが、ようやくその音が出るようになりました。
 哺乳類の運動では、1回目はナンバになっておりました。動物体として無意識に手足を連動させた動作ができるように、四足歩きを繰り返し練習します。

第一期生からの嬉しい便り - 世話人

2012/04/17 (Tue) 14:13:32

 健康腺療法講習会の第一期生のU君から何年かぶりのお久しぶりですというメールが届いたので、何事かと開いてみると、開業したとの知らせでした。以下にそれを紹介しましょう。

         *      *
 
健康腺療法教室の第一回の時にお世話になりました、Uです。


先生の教えて頂いた野中操法のおかげで多くのお客様にご愛顧頂き、4月より京都の宇治で整体院を開業することに至りました。開業のご連絡が遅くなりましたことを深くお詫びします。

先生の教えて頂いた野中操法は、お客様は勿論、同業者からも称賛を受けるもので、本当に感謝しております。
誠に有難うございました。

東京に行くことがありましたら、是非また伺いたいと思いますので、その際は宜しくお願い致します。

突然の吐き下しの原因は? - 世話人

2012/03/26 (Mon) 07:44:34

 ある患者さんがとても具合が悪そうな顔をして治療室に入ってきたので、「どうしたの?」と聞くと、昨日突然吐き下しをして今とても頭が痛いということでした。予約をした時点ではそういう症状は起きていなかったので、まさに突然のハプニングです。特に思い当たることはなく強いて言えば、その前に左の腰が痛かったとのことでした。

 腹診をしてみると、胃点と肺点に異常が見つかりましたので、これは直中といって風邪がいきなり胃に入ったものであろうと予想して説明してその治療に取りかかりました。想像通り肺点の異常を取ると肝点の異常が出てきたので、この症状のベースに肝臓の機能の低下があると得意げに説明しながら肝の活点を取って腹診してみると、胃点がまだ残っておりましたので、胃の活点を取ってももう取れただろうと腹診すると、取れていませんでした。

 おかしいな活点は、たしかに取ったのにどうしたのか?と健康腺を調べてみますと、股関節の異常がはっきり出ておりましたので、これは腰に問題があるそう言えば前兆として腰の痛みがあったといっていたな、と気づいて腰の治療に取りかかると左の仙腸関節の周囲と胃の裏と頭が一体となって非常に頑固に固まっていました。これだったのかと真の原因が分かって徹底的にほぐしました。腰をいくらやってもほぐれず頭と腰を同時にやり続けて頭がほぐれはじめると腰の方も一緒にほぐれました。

 これで取れたであろうと腹診してみると、思ったほどすっきりしておらす、聞くと左の頭と半身はすっきりしたものの身が側の頭お痛みが残っているとのことでしたので、右側もしっかりと取ってようやく完全に腹診も頭の痛みと取れました。

 こういう症状は初めてだったので、貴重な体験となりました。

Re: 同じ時期に同じ運動をしている者に同じ症状が・・・ - 世話人

2012/04/03 (Tue) 06:41:53

 ところが、ちょうど同じ頃上の方を紹介していくれた方が全く同じ症状で会社を四日も休んだと言うことを後から聞きました。その方が直後ではなくしばらく間をおいてから治療を受けに来ました。

 私は前に挙げた方と同じ原因であろうと予想していましたが、本人はその直前に精神的にショックを受けることがあって、そのせいではないかと自己診断していました。たしかにそれはあるとは思いますが、そのベースに体の歪みがあったためにその歪みに相応した症状として現出したのであろうと思います。

 しかし、とても珍しいケースが立て続けに表れてとても不思議に思います。

第四期生第一回健康腺療法講習会の報告 - 世話人

2012/01/21 (Sat) 09:31:52

 第四期生のための健康腺療法講習会がいよいよはじまりました。第四期生は13名、班長として参加する第三期生が3名の総勢16名というこれまでにない大人数となって、会場が狭く感じるほどでした。このうち何人残ってくれるかわかりませんが、できるだけ最後まで全員がやり通してくれることを祈るばかりです。内容に関しては、三期生から非常に良くその内容を伝えてくれるメールが届いたので、それを紹介して報告に代えたいと思います。

      *      *

今回の健康腺療法講習会と弁証法講座はかつて無いほどにボリュームがあり、何故か心地良い疲労感が全身に広がり、今までとは一味違った充実感を感じる事ができました。


第4期 第1回健康腺療法講習会感想文

「健康腺療法は生命力を賦活する治未病的治療の最高峰である」

 第4期生の第1回目の講習ということで、どのように展開されるのか今回も楽しみにしておりました。

 まず「健康腺療法は生命力を賦活する治未病的治療の最高峰である」とのテーマが掲げられ、これまでの健康腺療法の歴史が語られた導入から、この講習会に至った経緯と試行錯誤して築かれた技、そして完成をみた新健康腺療法と現在進行しつつある取り組みへと至る流れが説かれました。

 4期生はこうした歴史性の上に集うこととなった事が端的に語られて、学びの前に自分達の立ち位置・出発点を知る非常に具体的な説明がなされた。

 具体的な治療のエピソードを織り交ぜながらだったので、とても分かり易く「健康腺療法とは凄いな!」と感心に浸りつつ、思わず耳を傾けてしまう講義展開でした。

 そこから講義の底に流れる「学びと言うものは常に過去の文化遺産を踏まえ、受け継ぎ、新たなものを構築していくのだぞ!頑張ってくれ」という思想性高いメッセージが感じとれたと共に、これは弁証法の学びにも通じる大切な心構えでもあったと思う。

 そして具体的な症例から「治未病と治巳病」を東洋医学と西洋医学(=現代医療)との対比で分かり易く説かれ、そこから健康腺療法の核心たる「人間は珠でごわす=一つで全部」の像を初心者がイメージし易い形で示してから健康腺療法七カ条の解条に至り、「だからこうなんだ!」と納得できる形で、今回のテーマへと帰結した展開には思わず唸りました!。それはまるで円を描くようであり、「筋を通すと言う事はこういう事か!」と現在の自分の至らない、不足とする課題とを重ね合せて考え、感動が増した次第です。

 このような講義を踏まえた後に「技とは何か?」とそれを支える「土台とは何か?」、が説かれ、これから始める具体的な鍛錬についての意味を、皆が一応理解するに至り、これを以って実技(からだ創り)へと繋がる為の前準備として、健康腺療法の体系が具体例を展開する形で本質論・構造論・現象論が説かれたのではないかと思いました。

 
 第2部での3期生の講習はヨリ「治療」へ向けた実践編とでも言うべき展開であり、この一年の学びはここに至るまでの蓄積期間であったのだなと、自分の胃と大腸を治療されながら、改めて実感したのでありました(笑)。

 これまでは「生命の本体・全体を整える」事で治療とする基本形(一般技?)での健康腺療法が中心であったが、これからは「基本形の中の具体」つまり腹診によってポイントを絞って患部というか、一番悪く現象している部分に焦点を当てて整えるという段階に至ったので、身近に具合の悪い人がいた場合に、より効果を発揮できる形での学びになるので、その効果に伴って、益々期待が高まりました!。


今回もありがとうございました。

頭鍼 - タマゴ

2012/01/05 (Thu) 08:14:25

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

さて、先日偶然書店で良書を発見しましたのでご紹介します。

「頭皮鍼治療のすべて」(浅野周著・三和書籍)

今まで日本ではほとんど知られていなかった中医学の頭鍼治療の決定版的な本で、主な流派の方法論が全て網羅されています。
いわば頭鍼の事典のような本です。
私も実際に追試してみましたが、確かに効果があるようです。
直接頭部を治療する方法を研究するのにお役に立つのではないでしょうか。

Re: ありがとうございます - 世話人

2012/01/07 (Sat) 10:50:19

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、良さそうな本を紹介下さいましてありがとうございます。大変興味が湧きましたので、早速注文しました。届くのが楽しみです。

息切れのひどい方 - 世話人

2012/01/04 (Wed) 22:42:13

 息切れが酷いという方。腹診してみると案の定、心点と腎点に異常が見られました。こういう場合も新健康腺療法どおりにやれば良いのですが、腹診による指の治療に重点を置くという点が対象に合わせた健康腺療法ということになります。

 腎点は足に活点があり、心点は手の指に活点があります。問題は、やはり心点の方でした。左手の心包経と心経の異常がはっきり出ていたのでそれを取り除いて、もう大丈夫だろうと心の腹診点を調べてみると、まだ残っておりました。そんなはずは、と思いましたが、奥の手が一つ残っておりましたので、それを試してみました。すると、非常に痛がり手応えがありましたので、腹診をしてみるときれいに消えておりました。その奥の手は?秘密です(笑)

子供の便秘と健康腺療法 - 世話人

2011/12/28 (Wed) 15:30:00

 便秘の三歳の男の子。抱っこしながら健康腺と便秘のつぼを治療してあげると(写真)その翌日に聞いてみると出たと言って喜んでおりました。

激しい胸痛の大本 - 世話人

2011/12/19 (Mon) 16:21:10

 ある患者の問診で次のような事実が明らかになりました。その患者曰く。

>10月27日の深夜に突然激しい胸の痛みと呼吸困難に襲われ救急車で搬送されました。私自身も救急隊も医師も気胸との判断でしたが、詳しく調ると気胸ではなく肺に炎症らしきものが見つかりましたが、検査しても原因は発見できませんでした。入院は断り帰宅したのですが搬送から4日で5kg体重が落ちました。今回の発作時カナリ苦しい思いをして一瞬ですが『死』を意識する経験をしました。

 いろいろ聞いていくうちに、今年の正月に階段を四段を一足で上ろうとして左の股関節を痛めたことが分かり、私はそれだ!と直感し、直ちに股関節の奥を30番鍼で刺しました。するとやはり左の股関節が非常に硬くなっておりました。

 後は通常の健康腺療法を施して治療を終えました。治療の後の感想は、体が真っ直ぐになった気がするという話でした。その翌日に彼から「昨日は本当に有り難うございました。とっても楽になりました。久しぶりに、まっすぐ歩いています。」という感謝のメールが届きました。

 ではどうして、今年の正月に左の股関節を痛めたという話を聞いたときに、これが大本だと直感したのかと言えば、股関節は痛めると深いので取れにくく徐々に凝りが蓄積していって、腰を固めてしまいそこからじわじわと10ヶ月かけて頑固な凝りが左半身の状態を締め付けていってそれが限界を超えたときに胸痛として発症したと思われたからです。だから、検査しても炎症の原因となると思われる菌が発見されなかったのです。そこまで凝りが固まってしまったものは最早手では取れないだろうと判断して直ちに股関節の鍼を実施したという次第です。

Re: 二回でほぼ完治か? - 世話人

2011/12/27 (Tue) 16:13:00

 二度目に治療に来た時は、大分良いがまだ仕事を終わると腰に張りが出来るとのことでしたので、仙腸関節と股関節に張りをして、健康腺療法を施すと、その感触がが戻ったという感じがしましたので、これで大丈夫でしょうと、治療を打ち切りました。

 その翌日、その患者さんから次のようなメールが届きました「昨日も治療していただき、有り難うございました。一晩経って更に好調です。」

右肩の痛みと冷えの原因 - 世話人

2011/12/25 (Sun) 14:37:56

 定期的に治療している方。右手の指が芯から冷えている感じでしたので、指が冷たいですね!というとどうして冷たくなるのと聞かれたので、左の手を触ってみるとこちらは冷たくなっていませんねと言うと、そういえば右の方だけ肩が痛むという話でした。そこで、一般的な話として筋が凝って右腕全体を締め付け神経までも圧迫されるようになっているかも知れませんね、と説明しておきました。

 その後、治療が進んで右の首のところにまでさしかかると、左の方の首はそうでもなかったのに、右の方だけ非常に凝っていました。特に前中後の斜角筋細く固まって非常にほぐれがたくなっていました。やりながら、どうもこれが原因のようですね!と言うと本人もやられながらそう感じたようで、そうみたいですね!と納得した感じの返事が返ってきました。

 この斜角筋の間から右腕の神経が出ているのですよ。この神経が圧迫されて流れが悪くなっているので痛んだり冷えるのでしょう、と説明しておきました。

妊娠と橋本病 - 世話人

2011/12/04 (Sun) 07:46:07

 肩から首にかけての凝りがひどい方が治療に見えて、子供が欲しいという希望もあったので、そういう治療も心がけて治療していたところ、喘息様の症状がひどくなって医者に行ったら、妊娠だと言われたそうです。ところが、二ヶ月になるのに胎児が育っておらず、流産になる可能性が高いと言うことでした。と同時に橋本病だとも言われたそうです。

 橋本病は甲状腺の機能が低下するものですから、甲状腺ホルモンの分泌が悪いため代謝が低下することになるものです。ですから二人分の代謝を行わなければならない妊婦さんにとっては、あまりよろしくない病気だといえます。結果として胎児が育たないということになってしまうのです。

 この方も、体調が悪くなってしばらく見えなかったので、あったときにその話を聞いて、それならなおさらのこと治療にこなければ駄目でしょう。もしかしたら胎児を救うことができるかもしれないから是非いらっしゃいとすすめて、ようやく治療が再開されました。

 治療をしながら私は妊娠は橋本病を直すチャンスでもあるのですよ、と説明しました。すると、橋本病は妊娠に良くないと言われました、というので、確かにそうですが逆から言えば妊娠は子供を育てるように代謝を高めようとする働きが強くなるので甲状腺に働きを高めよという指令がより多く下されることになるので、甲状腺の働きが高まる可能性が高くなるのです。そういう生命力を助けるように治療をすればお母さんの甲状腺の働きも良くなりお子さんも無事に育つようになるわけです。だからそのようにプラスに考えて甲状腺の働きが良くなるようにしましょう、と説明しました。

 治療を初めて驚いたのは、非常に寒がることでした。部屋を充分に暖めても一向に寒さがなくならないようでした。初回は本当に手足が冷たくなかなかに暖まらないようでした。

 二回目に来たときにも、まだ寒いと訴えていました。
しかし、初回よりも触った感じは幾分冷えは和らいでおりましたが、本人はまだ冷えを自覚しているようでした。この時は全身のこりもだいぶ取れて首だけが異常にほぐれがたい状態でした。そこを徹底的にほぐしたところ、体が温まってきたと、はじめていわれました。やはり、甲状腺が悪いために首が凝るのでありそこを治療すると甲状腺のホルモンの分泌が盛んになって体が温まってくるようでした。

 ところが残念ながらその翌日に医者の検査を受けた後田舎に帰省する予定になっていると言うことでした。本当はもう少し続けるべきだとは思いますが。それもかなわないようです。そこで、病院の検査の結果を知らせて欲しいと頼んだところ、結果はまだ胎児は成長していないという結果でした。

 戻ってから治療にくると約策して帰省しましたが、この間のブランクがとても心配です。

腎不全と甲状腺ホルモンの低下症状 - 流蛍

2011/12/06 (Tue) 21:58:49

そのご婦人、胎児が成長すると良いですね。

「甲状腺ホルモンの欠乏症状には特異性がなく、倦怠感、脱力感、寒がり、顔の腫れなどが主訴になる。便秘はよく見られる消化器症状である。」

とネットの説明にありましたが、人工透析患者にはこの症状があります。
なのに病院の透析室は看護婦や技師という若い人に快適な室温設定にしているので、ひどい話です。夏は冷房で、冬は外気温で、寒いです。

かくいう私も、かなりの寒がりです。でも心なしか、健康腺治療を受けるようになって、身体が「冷えきってしまう」ことは和らいだ感じもします。ありがたいことです。

それに倦怠感、脱力感は他人に理解してもらえず、怠け者扱いされ辛い思いをしなければなりません。

Re: 妊娠と橋本病 - タマゴ

2011/12/07 (Wed) 19:30:36

橋本病はまさに三焦の病です。
今度この患者さんがいらしたら陽池に圧痛が無いか調べてみて下さい。
もし圧痛がありましたら灸をしてあげると良いです。

・・・なぜ橋本病と三焦が関係あるのかは企業秘密なので書きませんけど、先生には解明されてしまうかもしれませんね(笑)。

Re: 手遅れでした - 世話人

2011/12/21 (Wed) 07:08:32

 残念ながらこの方は流産してしまいました。その後来院したので診てみましたが、陽池には反応はありませんでした。体の方は流したせいか異常はあまりみられませんでしたが、やはり咽の部分は大分反応が鈍く病的にほぐれ難い状態でした。それともう一つ目についたのは、足の咽のツボが悪かった点です。

 これらから考えると、腎経の異常も関わっているのではないかと思われます。ただ残念なことにご主人の転勤で遠くに行ってしまわれるので、治療が続けられないことです。

 以上から考えられるのは、腎経の異常が咽の副甲状腺の機能を低下させ結果として代謝器官の機能の低下が、それを保護する腹膜の異常をもたらして三焦の異常が生じるのではないかと思うのですが、タマゴさんはどう考えられますか?

残念でしたね - タマゴ

2011/12/21 (Wed) 12:44:49

そうですか、それは残念でしたね・・・。

橋本病と三焦の関係ですが、陽池に反応が無い場合は三焦経に圧痛が無いか調べますと、特定の部位に圧痛が出ている場合が多いです。
あまり詳しく書けずすみません(苦笑)。
腎経や脾経にも下腿あたりに反応が出るでしょうね。
中医学では首に鍼をする事もあるみたいですけど、これはちょっと怖くて真似できません。

この件とは関係ありませんが、流蛍さんの正体がまさかあの方だったとは思いもよりませんでしたよ。
完全に欺かれていました(笑)。

続き - タマゴ

2011/12/21 (Wed) 21:32:40

少しだけ補足します。

三焦は狭義では腹膜と捉えてよいと思うのですが、広義ではもっと広い範囲を指すと思っています。
今回述べた三焦は広義の方です。

ところで、先日稲村先生は三焦に関して画期的な論を提示されてましたが、早速新健康腺療法の体系に反映されたのではありませんか?
お弟子さんの論文を拝見した印象からですが。

人迎の鍼 - 世話人

2011/12/22 (Thu) 08:23:52

 三焦か腎経かというあれかこれかで把えるべきではなく、あれもこれもと把えるべきででしたね!三焦経も咽を巡りますし、腎経の頂点にある兪府も咽に通じると思います。ということはやはり咽がポイントではないかという気がします。

 私の師匠である吉田先生は、高校三年生の作詞で有名な作詞家の故丘灯至夫先生の命を救い90過ぎまで現役で活躍されるまで支え続けられました。丘先生は、生まれつき腎臓が悪く片方の腎臓は小石のようになっていて、実質的に片腎状態で、40までしか生きられないと医者に宣告され、実際40近くになって衰弱が激しくなって瀕死の状態になったそうです。当時の医療では如何ともしがたくなって、好きなことをやりなさいと医者から見放されたときに、藁をもすがる思いで吉田先生の治療を受けられ見事に復活して、以来定期的に吉田先生の治療を受けて、透析に頼ることなく元気に活躍されたのです。私が入門したときにはすでに90近くになっておられましたが、咽の人迎に10番鍼を置き鍼していたのを最初に見たときにはびっくりいたしました。

 しかし、今回のこの患者さんの咽の悪さを思い返すと、この咽の鍼は必要不可欠だと思いました。そこで思い返すのは、流蛍さんの副甲状腺機能亢進症です。流蛍さんにも人迎の鍼が必要ではないのかとつながってきたのです。つまり、腎臓の悪かった丘先生の命を長らえてきたこの人迎の鍼が、流蛍さんにも必要ではないかと言うことです。早速試してみたいと思います。


Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.